2026年の冬、北海道と青森県では全国的にも記録的な豪雪や雪害が発生し、生活やインフラに大きな影響が出ています。具体的な状況や影響を、わかりやすく整理して説明します。

北海道の豪雪被害
大雪と日常生活の混乱
2026年1月下旬、日本列島に強い寒波が襲来し、北海道各地でも極めて大雪の冬となっています。札幌市では24時間で54センチを超える降雪が記録され、1月末時点で積雪が例年を大きく上回っています。
この大雪は日常生活や交通機関に深刻な影響を与えました。
- 新千歳空港では雪や強風により多数の便が欠航・遅延し、約7,000人がターミナルで一夜を過ごす事態になりました。
- 北海道内の鉄道や道路でも除雪優先作業が続き、列車・バスの運休や交通渋滞が発生しました。
積雪の増加により、自治体や住民は除雪作業に追われ、交通の混乱や生活機能への影響が続いています。
青森県の豪雪状況
記録的積雪と自衛隊支援
青森県では2026年の冬に非常に深い積雪が観測されており、八甲田山系・酸ヶ湯(すかゆ)では積雪が450センチを超えたというデータがあります。これは1月の観測として全国でも突出した積雪量で、豪雪地帯における歴史的なデータにも匹敵します。
こうした深雪を背景に、青森県は雪害対応で自衛隊に災害派遣を要請しました。積雪が183センチに達し、屋根雪による建物倒壊や雪下ろし中の事故の危険が高まったためで、2005年以来久々の要請となっています。自衛隊は高齢者世帯の屋根雪の除去支援や重機による排雪などを行います。
生活・交通への影響
青森市や周辺地域では、
- 小中学校が休校となるなど日常生活への影響、
- 雪による交通遮断や視界不良、
- 重労働になる除排雪作業
といった広範な影響が出ています。こうした状況は、住民の体力や高齢者の安全、地域経済の継続性にとって大きな負担になっています。
全国的な影響と死傷者
2026年1月20日から続いた極寒・大雪の影響で、消防庁のまとめでは全国で少なくとも27人が雪関連の事故で死亡、290人以上が負傷しています。北海道や青森でも雪下ろし作業中の転落や過労・交通事故などによる被害が報告されています。
こうした雪害は、雪国における新型気象パターンや強い寒波の影響で例年以上に多発し、地域の防災対応や生活支援体制の重要性が改めて浮き彫りになっています。
被害支援の取り組み
青森県内の被災状況を受けて、ふるさと納税を活用した**「令和8年豪雪被害 緊急支援寄付サイト」**が開設され、青森市・弘前市・鶴田町などへの寄付支援が進められています。これにより被災自治体への支援金が集まりやすくなっています。
なぜ2026年冬の豪雪が大きな被害となったのか
2026年の冬は、非常に強い寒波が長期にわたって日本列島を覆い、特に日本海側~北日本で大雪をもたらしました。積雪が通常より著しく増加する背景には、湿った空気の流入や日本列島の地形による雪雲の停滞などがあります。また、積雪量の急増は除雪負担や交通障害、屋根荷重による建物被害リスクを高めています。

まとめ
2026年の北海道・青森県における豪雪は、記録的な積雪量と連続する強い冬型気圧配置により、日常生活やインフラ、人的安全に大きな影響を与えています。
青森では自衛隊による支援要請が出るほどの深刻な雪害となり、北海道でも空港・鉄道・道路機能が麻痺しました。被害は死傷者にも及んでおり、地域防災・支援体制の強化が課題となっています。


