ベランダ物干し竿落下の防止策と対処法

部屋干しして微笑む女性 防災
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ベランダの物干し竿は日常的に使う身近な設備ですが、強風・地震・固定不足などが重なると落下事故につながり、下を通行する人に重大な被害を与える危険があります。実際に台風や地震の後、物干し竿や洗濯物が落下し、人的・物的被害が発生した事例も報告されています。ここでは、ベランダ物干し竿落下事故を防ぐための予防策と、万一落下や異常が起きた場合の正しい対処法を詳しく解説します。

物干し竿落下
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物干し竿が落下する主な原因

物干し竿の落下は、次のような要因で起こります。
・台風や突風、ビル風などの強風
・地震による揺れや余震
・竿受け金具の劣化・破損・緩み
・洗濯物の重量オーバー
・竿の長さ不足や設置不良
・雪の付着による荷重増加

特にアルミ製や伸縮式の竿は、軽量な反面、強風の影響を受けやすい点に注意が必要です。

物干し竿落下を防ぐための予防策

① 竿受け金具の点検・補強

物干し竿を支える竿受け金具の固定状態を定期的に確認します。ネジの緩みやサビ、ひび割れがある場合は早めに交換します。築年数の古い住宅では特に重要です。

② 落下防止器具の活用

落下防止ストッパー、竿止めリング、ベルトなどを使用すると、横ずれや浮き上がりを防げます。風の強い地域や高層階では必須の対策です。

③ 洗濯物の干し方を工夫する

重い布団や毛布を干す場合は、2本の竿を使って分散させる、風を受けにくい配置にするなどの工夫をします。竿の耐荷重を超えないことが基本です。

④ 強風・荒天時は屋外干しをしない

台風接近時や強風注意報が出ている場合は、物干し竿自体を外して室内へ移動させるのが最も安全です。「短時間だから大丈夫」という判断が事故につながります。

⑤ 竿の素材・長さを見直す

風の影響を受けにくいスチール製や、十分な長さがあり両端が確実に受けにかかる竿を選びます。伸縮部分が緩みやすい竿は定期点検が必要です。

物干し竿が落下・異常を起こした場合の対処法

① まず安全確認を行う

落下に気づいた場合、すぐにベランダから身を乗り出さないことが重要です。下に人がいないかを確認し、二次落下の危険がないよう行動します。

② 管理者・関係先へ連絡

集合住宅では、管理会社や管理組合へ速やかに連絡します。共用部分や通行人に被害が及んでいる可能性があるため、自己判断での処理は避けます。

③ 再設置は安全確認後に

竿受け金具の破損や劣化が原因の場合、修理や交換を済ませてから再設置します。応急的に戻すことは、再落下の危険があります。

④ 被害が出た場合の対応

人や物に被害が出た場合は、救急要請や警察への連絡を行い、状況を記録します。火災保険や個人賠償責任保険が適用される場合もあります。

日頃からの備えが事故を防ぐ

・荒天前に物干し竿を外す習慣
・落下防止器具の常設
・家族での安全ルール共有
・定期的な設備点検

これらを徹底することで、物干し竿落下事故のリスクは大きく減らせます。

ベランダで物干し

「いつもの行動」を見直すことが防災につながる

物干し竿は身近であるがゆえに危険性を見落としがちです。少しの油断が大きな事故につながることを意識し、事前対策と正しい対処を実践することが、住まいと周囲の安全を守る最善策です。

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