どこに依頼!?介護支援専門員(ケアマネージャー)

車椅子要介護者とケアマネージャー 生活
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災害時に心身の不調を抱えた人に対して「ケアマネジメントをしてくれる人はどこに頼めば来てくれるのか」「実際にどのような支援や施術が行われたのか」は、多くの人が不安に感じる点です。結論から言えば、個人が直接専門家を呼ぶというより、自治体や公的制度を通じて派遣・支援が行われる仕組みになっています。

ケアマネージャーとベンチで語る
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ケアマネジメントはどこに頼めばよいのか

市町村の災害対策本部・福祉窓口

災害が発生すると、市町村は災害対策本部を設置し、避難所運営と同時に保健・福祉・医療の支援調整を行います。避難所や仮設住宅で体調不良や精神的な不調が見られる場合、

  • 市役所・町役場の福祉課
  • 高齢介護課・障害福祉課
  • 災害時保健活動窓口

に相談することで、保健師やケアマネジャー、専門職につないでもらうことができます。

地域包括支援センター(高齢者)

高齢者の場合は、地域包括支援センターが重要な窓口になります。災害時も多くの自治体で業務を継続し、

  • 要介護認定の調整
  • ケアマネジャーの派遣
  • 医療・介護サービスの再開支援

を行います。家族が「親の様子がおかしい」「一人での避難生活が不安」と感じた時点で相談することが有効です。

保健所・精神保健福祉センター

不眠、不安、抑うつ、パニック症状など心の不調が強い場合は、保健所や精神保健福祉センターが窓口となります。ここから

  • DPAT(災害派遣精神医療チーム)
  • 精神科医・心理職

につながり、専門的な支援が提供されます。

避難所での申し出・巡回スタッフ

多くの災害では、保健師や看護師が避難所を巡回しています。本人や家族が直接声をかけることで、支援対象として把握され、ケアマネジメントが始まるケースも多くあります。

実際に行われた具体的なケアマネジメントと施術内容

アセスメント(状態の把握)

最初に行われるのは「施術」ではなく、生活と心身の状態の総合的な評価です。

  • 食事・睡眠・排泄状況
  • 持病や服薬の有無
  • 不安・恐怖・喪失体験
  • 家族関係や孤立状況

を丁寧に確認し、「今、何が一番必要か」を整理します。

心理的応急処置(PFA)

災害直後に多く行われたのが、**心理的応急処置(PFA)**です。これは治療ではなく、

  • 話を遮らずに聴く
  • 感情を否定しない
  • 「異常な状況への自然な反応」と説明する
  • 安心できる情報を提供する

といった対応で、強い不安や混乱を和らげます。

生活を整えるケアマネジメント

ケアマネジャーや保健師は、

  • 医療機関への受診調整
  • 訪問看護・訪問介護の再開
  • 福祉用具(ベッド・手すり等)の手配

などを行い、生活基盤を立て直す支援を進めました。これはストレス軽減に非常に大きな効果があります。

身体的アプローチ(簡易的な施術)

避難所や仮設住宅では、

  • 血圧測定・健康チェック
  • 軽い体操やストレッチ指導
  • 肩こり・腰痛予防の体の動かし方

などが行われました。理学療法士や看護師による身体ケアは、不調の予防と気分改善の両面で効果がありました。

専門治療へのつなぎ

症状が重い場合には、精神科医による

  • 睡眠導入薬・抗不安薬の調整
  • PTSDやうつ病への治療

が行われ、継続的な通院につなげられました。

青空にハートの風船

重要なポイント

災害時のケアマネジメントは、「特別な施術」を受けることよりも、
適切な人につながり、生活と心を整えることが中心です。
困ったときは「我慢せず、自治体や専門窓口に声を上げること」が、最も重要な第一歩と言えるでしょう。

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