1.まず基本姿勢を決める

最も安全なのは
「その場では絶対に契約しない」
理由
- 冷静な比較ができない
- 見積が高額になりやすい
- 不要工事を提案されやすい
基本ルール
- 即決しない
- 署名しない
- 口約束しない
2.典型的な訪問トーク(注意サイン)
よくある言い回し
- 「近くで工事しているので無料点検」
- 「屋根が浮いているのが見えた」
- 「今すぐ直さないと危険」
- 「今日だけ特別価格」
- 「保険で無料になります」
特に
「不安をあおる」「今すぐ契約」
は要注意です。
3.玄関での安全対応
おすすめの対応例
- 「家族と相談します」
- 「知り合いの業者に頼みます」
- 「必要ならこちらから連絡します」
重要
屋根に上がらせない。
写真撮影も許可しない。
無断点検はトラブルの元です。
4.見積を出された場合の対応
必ず行うこと
- 名刺と会社情報を確認
- 建設業許可の有無
- 事務所所在地の確認
- 複数社見積を取る
危険な見積
- 工事一式
- 本日限定
- 保険で無料
5.保険を使った勧誘の注意
危険な言葉
- 「絶対に保険出る」
- 「申請は全部任せて」
- 「成功報酬でOK」
問題点
- 過剰請求
- 保険金トラブル
- 高額手数料
保険申請は原則、契約者本人が行います。
6.契約してしまった場合(日本の制度)
訪問販売は
クーリングオフ可能
期間
契約から8日以内
方法
- 書面または内容証明
- 電子メールでも可能(証拠保存)
工事開始前でも有効です。
7.雪国特有の訪問営業パターン
- 雪止め不足の指摘
- 落雪危険の強調
- 雪害保険の勧誘
- トタン屋根の全面張替提案
- 雪下ろし込み工事
本当に必要かは第三者確認を。
8.自治会でできる予防策
- 「訪問営業注意」回覧
- 災害後の注意喚起
- 地元業者リスト共有
- 高齢者宅への声かけ
- 不審業者情報の共有
地域連携は効果が高いです。
9.危険度が高い業者の特徴
- 会社所在地が不明
- 事務所が遠方
- 名刺なし
- 制服なし
- 見積が極端に高い/安い
- 契約を急がせる
- 屋根に無断で登る
一つでも当てはまれば慎重に。
10.困ったときの相談先(日本)
- 消費生活センター(188)
- 国民生活センター
- 警察相談窓口(#9110)
- 地域の建築士会
早めの相談が被害を防ぎます。

まとめ
訪問販売トラブルの最大の防止策は「その場で決めない」ことです。特に雪国では屋根や雪害を理由にした高額工事が増えるため、複数見積と第三者確認が重要です。不安をあおる営業や保険無料の言葉には注意し、地域で情報共有することが被害防止につながります。


