防災講演で「ウケが良い」とされるテーマには共通点があります。それは、自分の生活に直結し、聞いたその日から行動に移せる内容であることです。単なる知識紹介ではなく、「なるほど」「それは知らなかった」と感じさせるテーマほど反応が良くなります。以下に、実際の講演や自治体イベントで評価が高いテーマを、理由とともに紹介します。

「実は多い“やってはいけない防災”」
最も反応が良い定番テーマです。
多くの人は
「防災=正しい行動を知るもの」
と思っていますが、実際には間違った善意や思い込みが被害を拡大させています。
例としては、
・避難所に早く行けば安全だと思い込む
・停電時にロウソクを使う
・車で避難すれば楽だと考える
・SNS情報を無条件で信じる
といった話は、強い共感と驚きを生みやすく、会場の空気が一気に掴めます。
「被災者が本当に困ったことランキング」
実体験ベースのテーマは非常にウケが良いです。
被災地アンケートや体験談をもとに、
・食料よりも困ったもの
・避難所でのストレス要因
・想像していなかったトラブル
を紹介すると、参加者は「自分だったらどうするか」と自然に考え始めます。
特に、
・トイレ問題
・スマホの電源
・情報不足
は、世代を問わず反応が良いテーマです。
「防災グッズはいらない?本当に必要なもの」
防災用品の話題は関心が高い一方で、
「何を買えばいいのか分からない」
という声も多く聞かれます。
そこで、
・買っても使われないグッズ
・家にあるもので代用できるもの
・最低限これだけは必要
という切り口は、非常に実用的で評価が高いです。
「全部揃えなくていい」というメッセージは、参加者の心理的負担を軽くします。
「正常性バイアスと判断ミスの話」
一見難しそうですが、伝え方次第で非常にウケます。
・なぜ人は逃げ遅れるのか
・警報が出ても動かない理由
・過去の災害で起きた判断遅れ
を具体例で示すと、「自分も同じ判断をしそう」と強く刺さります。
特に、
・ダム放流情報を無視した事例
・避難指示が出ていたのに残った理由
などは、記憶に残りやすいテーマです。
「家庭内防災のリアル」
自治体講演で特に人気なのが、家庭視点の話です。
・夜中に地震が起きたら何が一番困るか
・小さな子どもや高齢者がいる場合
・ペット同行避難の現実
「マニュアルには書いていない話」は、非常に反応が良くなります。
「災害時のデマ・詐欺・犯罪」
近年、特に関心が高まっているテーマです。
・義援金詐欺
・なりすまし支援
・災害便乗犯罪
・SNSデマ
防災と防犯が直結する内容は、「知らないと損をする」「危険」という意識を喚起しやすく、集中して聞いてもらえます。
「過去の災害で“助かった人”の共通点」
被害の話だけでなく、生き延びた人の行動に焦点を当てるテーマです。
・避難が早かった理由
・日常的な備え
・周囲との関係性
前向きな内容のため、講演後の満足度が高くなりやすいのが特徴です。

まとめ
防災講演でウケが良いテーマの共通点は、
・自分の生活に直結している
・「知らなかった」がある
・今日から行動できる
・説教ではなく共感型
という点です。
防災芸人や講演者がこれらのテーマを扱うことで、
「防災=難しい・怖い」
から
「防災=自分にもできる」
へと意識を変えることができます。
講演の対象(高齢者、子育て世代、学生など)に応じてテーマを組み合わせることで、さらに効果は高まります。


