【消火器の使い方】簡単な覚え方!

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消火器は火災の初期段階で非常に有効な防災器具ですが、使い方を知らない、または慌てて使えないことで、本来防げたはずの被害が拡大してしまうことがあります。ここでは、一般家庭や職場で設置されていることの多い粉末消火器を中心に、正しい使い方と注意点を分かりやすく説明します。

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まず大前提として理解しておきたいのは、消火器は「初期消火専用」であるという点です。炎が天井に届くほど大きくなっている場合や、煙が充満している状況では、無理に消火しようとせず、すぐに避難することが最優先です。消火器が有効なのは、目安として炎が自分の背丈より低い段階までと覚えておきましょう。

次に、消火器の基本的な使い方です。日本では「ピ・ノ・キ・オ」という合言葉で手順を覚える方法が広く使われています。

まず「」は、安全ピンを抜くことです。消火器のレバー部分に付いているピンは、誤作動を防ぐためのものなので、これを抜かないと噴射できません。力を入れずにまっすぐ引き抜きます。

次の「」は、ノズルを火元に向けることです。炎の先端ではなく、燃えている物の根元を狙うのがポイントです。炎に向けて噴射しても、燃焼源に届かなければ消火効果は十分に得られません。

三つ目の「」は、距離を保つことです。一般的な粉末消火器の場合、火元から3~5メートル程度離れた位置から噴射を開始します。近づきすぎると、熱や煙で危険なだけでなく、粉末が舞い上がって視界を失う恐れがあります。

最後の「」は、レバーを強く握って噴射することです。レバーを握ると消火薬剤が一気に噴射されます。噴射時間は意外と短く、一般的な家庭用消火器では15~20秒程度しかありません。そのため、無駄撃ちせず、左右に掃くように火元全体にかけることが重要です。

ここで注意したいのが、消火中の立ち位置です。必ず出口を背にして消火を行いましょう。万一消火に失敗した場合でも、すぐに逃げられる位置を確保することが命を守る行動になります。

また、消火器の種類と火災の種類の関係も知っておく必要があります。粉末消火器は、木材や紙などの普通火災、ガソリンや油の油火災、電気機器による電気火災にも対応でき、家庭用として最も汎用性があります。ただし、放射後は粉末が広範囲に飛散し、後片付けが大変になる点も理解しておきましょう。

では、実際に使う際の心構えについてです。火災を発見したら、まず大声で周囲に知らせる、可能であれば119番通報を行い、その上で初期消火にあたります。消火器を使っても火が消えない、または再燃する場合は、深追いせず、すぐに避難します。

使用後の消火器は、たとえ少ししか使っていなくても再使用はできません。必ず専門業者や自治体の指示に従って交換・回収を行います。また、日頃から設置場所を家族や同僚全員が把握しているか、使用期限や圧力計の確認をしておくことも重要です。

まとめると、消火器の使い方で大切なのは、
① 初期消火に限定して使う
② 「ピ・ノ・キ・オ」の手順を覚える
③ 火元の根元を狙う
④ 出口を背にして行動する
⑤ 危険を感じたらすぐ避難する
という点です。

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消火器は、正しく使えば被害を最小限に抑えられる心強い防災器具です。いざという時に迷わず行動できるよう、日頃から使い方を確認し、頭の中でシミュレーションしておくことが、命と財産を守る確かな備えとなります。

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