災害時に備える食料・水・生活物資は、「家族の人数」に応じて具体的な量を把握しておくことが重要です。ここでは、推奨される7日分備蓄を基準に、家族人数別の備蓄量の目安を分かりやすくまとめます。東日本大震災や能登半島地震の教訓からも、1週間は家庭内で生活できる備えが安心につながります。

1.水の備蓄量(家族人数別)
水は最優先の備蓄品で、1人1日3リットルが基本です(飲料用2L+調理・衛生用1L)。
- 1人暮らし 3L × 7日 = 21L
- 2人家族 3L × 2人 × 7日 = 42L
- 3人家族 3L × 3人 × 7日 = 63L
- 4人家族 3L × 4人 × 7日 = 84L
※夏場、高齢者、乳幼児、薬を服用している人がいる場合は、さらに余裕を持って備蓄します。
2.食料の備蓄量(家族人数別)
食料は「1人1日3食×7日」を目安に、加熱不要・簡単調理のものを中心に用意します。
主食(ご飯・麺類)
- 1人分:21食
- 2人家族:42食
- 3人家族:63食
- 4人家族:84食
例:アルファ化米、レトルトご飯、乾麺、クラッカーなど
主菜・副菜(たんぱく質・野菜)
- 1人分:14~21品
- 2人家族:28~42品
- 3人家族:42~63品
- 4人家族:56~84品
例:缶詰(魚・肉・豆)、レトルトおかず、野菜ジュース
補助食品・嗜好品
- 栄養補助食品:1人7~14本
- チョコレート、ビスケット、飴など適量
→ 精神的な安心につながるため重要です。
3.生活物資の備蓄量(家族人数別)
トイレ関連
簡易トイレ:1人1日5回 × 7日
- 1人分:35回
- 2人家族:70回
- 3人家族:105回
- 4人家族:140回
紙類
トイレットペーパー
1人あたり約1ロール/週
- 4人家族:4~5ロール
ティッシュ
1人1箱/週が目安
衛生用品
ウェットティッシュ:1人2~3個
マスク:1人7~14枚
アルコール消毒液:1本以上
4.医薬品・個別配慮品
常備薬・持病の薬
最低7日分、可能であれば10日分以上
乳幼児がいる家庭
粉ミルク、液体ミルク、離乳食、おむつ(1日5~8枚×7日)
高齢者がいる家庭
やわらか食、入れ歯洗浄剤、介護用品
5.家族人数別・備蓄の考え方
1~2人世帯
持ち運びやすさと管理のしやすさを重視
3~4人以上の世帯
水とトイレ用品を多めに確保
共通のポイント
ローリングストックで定期的に入れ替え

まとめ
災害時の備蓄は、家族人数×7日分を基本に考えます。
水は「1人21L」、食料は「1人21食」、簡易トイレは「1人35回分」が一つの基準です。家族構成や地域特性に応じて調整し、日頃から備えを見直すことが、いざという時の安心につながります。


